ふと携帯を見ると、留守電が入っていた。
「あ、おかあさんですか、ボクです。1ミリのピン・・・バイスを買ってきて下さい。あのね〜 あったやつで穴を開けたらね〜 でっかい穴になっちゃってね〜 1ミリなんだって〜。じゃ、おねがいね〜 ばいば〜い」
彼のよんぱちタイガー君、いまのところ順調らしい。大きな穴だけ除けばね。 そして、私のほうはさっぱりだ。完成までは遙かなる険しい道のり・・・。ファイト〜いっぱ〜つ!
なぜさっぱりかといえば、出張が続いたこともあり、余裕の昼休みがなかったのだねぇ。
9月のフリマと同時に、次の2月のフリマの企画も動き出している。・・・いや、まだ、動き出してない。ミ(ノ_ _)ノ=3 動き出すための準備で、私がジタバタしている段階だ。新しい試みを加えるべく、その道のプロを紹介して頂き、まずレクチャーをお願いした、それが水曜日。
早めに着いた待ち合わせ場所、柱の陰から道行く人々にココロのなかで、
「誰と待ち合わせだとおもう?へへへ」
不気味な薄ら笑いを浮かべた私だったが、だれも気づいてはいなかった。(たぶん)
秋葉原にできた山本屋総本家の美味しい味噌煮込みうどんを食べながらの楽しいひとときだった。
超ご多忙な中、時間を作って下さった星野先生、宗形先生、そして、か、か、金子先生に感謝感謝。
前日に大好きな餃子を我慢する必要があったかといえば、それほどの接近は無かったわけであるが・・・。
あたりまえだろ! -_-)=○()゚O゚) あぅ!
「金子先生のあのジオラマ、今はどこにあるのですか?」
「編集部にまだありますよ〜」
「おぉ♪」
「ところで2号くん、ホントに接着しないでタイガー作ってたんですかぁ」 →その話はこちら
「へぇ・・・そうなんでやんす」
↑帰りの山手線のホームでの金子先生との会話。
このシチュエーションがあまりに嬉しすぎてどんな返事をしたのか覚えていないが、たぶんこんな感じ。
余韻は数日続いた。へへへ

そして金曜日は、9月のフリマで展示会をして下さる方々との打ち合わせ。
その際に訪れたアーマー編集部で金子先生の新作ジオラマの実物を見せて欲しいとお願いした。この表紙に
載ってるジオラマね。
大切にしまってあるのを出して頂いて恐縮したが、このチャンスを逃したら次はいつ見られるのかと・・・。
スミマセン。箱から出すときは見ていてもドキドキ。でも、編集部の人は自信ありげにこう言った。
「金子先生は、さすが接着という作業をよくご存じの方なので、しっかり着いてます。大丈夫、壊れません。
落としても部品が取れないかもしれませんよ。それぐらいしっかり着いてます。」
「へ〜、すごいなぁ。ってことは、簡単に壊れちゃう方もいらっしゃるわけですね?」
いつか誌上におっきく載りたいと願うみなさん!作るときは、そういうところまでしっかりやっておこうね。評価が
上がるよ、きっと・・・。たぶん・・・。
実物のジオラマは感動的だった。
最後まで悩んだと書かれていたガラス部分、結果的に選ばれた方法のその効果を目の当たりに出来たし
後ろから見る戦車のかっこうよさ、掃いてあげたくなるような建物の脇の吹きだまりの枯葉、ホントの石畳、
飛んできて、また飛んでいってしまいそうな新聞紙、洗濯物のはためく質感、どれもこれも感動的・・・・・。
なによりも勉強になるのは、金子先生がここまでやってよしとした、という事実を見ることができたことだ。
勉強と思って見せて頂いたわけではないが、勉強になっちゃった。実物を見るというのは本当にいいね。